ニュージーランドのワーホリは何歳まで行けるのか、いくら持っていれば申請できるのか。
調べはじめると、サイトごとに書いてある数字が少しずつ違って戸惑います。
先に答えを書きます。年齢は18歳から30歳、生活費としてNZD $4,200が要ります。
留学を経験した立場から、公式の情報だけで整理します。
ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)が出している日本国籍者専用のページを、2026年9月16日に当たりました。
このページは「Japan Working Holiday Visa」という名前で、日本のパスポートを持つ人だけに向けて書かれています。
つまり、そこに並んでいる条件が、そのまま日本人の条件です。
公表されていない項目は、公表されていないとそのまま書きます。
日本円への換算は申請日の為替で変わるため、この記事では行いません。
■先にこの記事の結論
- ✓ 対象は日本国籍で18歳から30歳の人です
- ✓ 滞在できる期間は最長12か月です
- ✓ 申請料はNZD $770からと表示されています
- ✓ 生活費としてNZD $4,200以上を持っている必要があります
- ✓ 就学や職業訓練は合計6か月までです
- ✓ 審査は申請の80%が2週間以内に処理されると表示されています
- ✓ 過去にニュージーランドのワーホリビザを一度でも受けた人は申請できません
ニュージーランド ワーホリの正式名称は「Japan Working Holiday Visa」です
日本国籍の人だけに向けた専用ページがあります
ニュージーランド移民局のサイトには、国ごとに分かれたワーホリのページが置かれています。
日本国籍の人が見るのは「Japan Working Holiday Visa」というページです。
冒頭には「18歳から30歳で、日本の国民である必要があります」とだけ書かれています。
条件が国ごとに違う制度なので、他国向けの数字を読んでしまうと前提がずれます。
このビザでできることは4つと書かれています
公式ページは、このビザでできることを4行にまとめています。
- ✓ 最長12か月のホリデー滞在
- ✓ 最長12か月の一時的な仕事
- ✓ 合計6か月までの就学または職業訓練
- ✓ 滞在中のニュージーランド出入国
「働ける」だけでなく「学べる」も最初から条件に入っているのが、この制度の形です。
家族は一緒に来られません
公式ページは、パートナーや子どもについてもはっきり書いています。
一緒にニュージーランドへ来たい家族がいる場合、その人は自分のビザを別に申請することになります。
ワーホリビザに家族を同伴させる枠は、このページには用意されていません。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの年齢制限は18歳から30歳です
年齢の表記は「18 to 30 years」です
公式ページの概要欄には、年齢の欄が独立して置かれています。
そこには「18 to 30 years」と表示されています。
申請条件の一覧にも「18歳から30歳であること」が繰り返し出てきます。
何歳の時点で数えるのか、という細かい基準はこのページには書かれていませんでした。
日本国籍と有効なパスポートが要ります
国籍の条件は「日本の国民であり、有効な日本のパスポートを持っていること」です。
パスポートは、ビザが切れる日から数えて3か月以上の有効期間が残っている必要があります。
ここは見落としやすい条件です。
「出発時点で有効」ではなく「ビザ満了の3か月後まで有効」が基準になっています。
新しいパスポートが要る人は、申請の前に取り直す時間を見ておくよう案内されています。
過去にこのビザを受けた人は申請できません
条件のなかでいちばん厳しいのが、ここだと感じました。
ニュージーランドのワーキングホリデービザを過去に受けた人は、もう申請できません。
しかも「そのビザを使わなかった場合でも申請できない」と明記されています。
移民局は過去の発給記録を自分たちで確認する、とも書かれています。
一方で、ニュージーランド以外の国のワーホリビザを持っていた経験は問題にならないと注記されています。
他国のワーホリ経験者でも、ニュージーランドが初回なら対象に入ります。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの費用はNZD $770からと表示されています
申請料の表示は「From NZD $770」です
費用の欄には「From NZD $770」と書かれています。
「From」という言い方なので、ここが下限だと読むのが自然です。
内訳がどうなっているかは、この概要欄には書かれていませんでした。
正確な金額は国を選ばないと表示されない仕組みです
公式ページには「How to pay and submit(支払いと提出の方法)」という章があります。
ところが、その中身は初期状態では表示されません。
「国の情報を入力していただくまで、手続きと費用の情報を表示できません」と出るためです。
つまり、最終的な申請料と処理期間は、自分の国を選んだうえで公式画面で読む形になります。
この記事で書けるのは、国を選ぶ前に表示されている「NZD $770から」までです。
航空券や生活費の相場は公式ページに載っていません
ワーホリの費用というと、航空券や家賃も気になるところです。
しかし、航空券の相場・時給の目安・家賃の目安は、この公式ページには記載がありませんでした。
移民局が示しているのは、申請料と、持っていることを求める資金額の2つだけです。
| 項目 | 公式ページの表示 |
|---|---|
| 滞在できる期間 | 最長12か月 |
| 申請料 | NZD $770から |
| 処理期間 | 80%が2週間以内 |
| 年齢 | 18歳から30歳 |
| 必要な資金 | NZD $4,200以上 |
| 就学できる期間 | 合計6か月まで |
| 延長ビザの申請料 | NZD $800から |
| 延長できる期間 | 最長3か月 |
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)/Immigration New Zealand「Working Holiday Extension Work Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの資金要件はNZD $4,200です
生活費として持っている必要がある額です
申請条件には、資金の行がはっきり置かれています。
滞在中の生活費をまかなうため、NZD $4,200以上を持っていることが求められます。
この金額は概要欄と申請条件の両方に、同じ数字で出てきます。
証明に使える書類は4種類が挙げられています
資金を持っていることの証明として、公式ページは次の4つを例に挙げています。
- ✓ 銀行の取引明細
- ✓ クレジットカードの明細
- ✓ 銀行振出小切手(bank draft)
- ✓ トラベラーズチェック
「can include(〜を含みます)」という書き方なので、この4つで限定という意味ではありません。
帰りの航空券の分は資金に含めません
ここが、資金の話でいちばん間違えやすい箇所です。
移民局は、ニュージーランドを出るための旅程の証拠を求めることがあります。
証拠になるのは、出国用の航空券そのものか、券を買えるだけの資金を示す明細です。
そして注記に「航空券のための資金は、生活費とは別に持っている必要があります」とあります。
つまりNZD $4,200は、帰国用の航空券代を含まない金額として読むことになります。
航空券代がいくらかかるかは、公式ページには記載がありませんでした。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの申請条件は8項目にまとめられています
「Who can apply」の8行がそのまま条件です
公式ページの「Who can apply(誰が申請できるか)」は、8行の箇条書きになっています。
- ✓ 18歳から30歳であること
- ✓ 日本の国民で、有効な日本のパスポートを持っていること
- ✓ 過去にニュージーランドのワーホリビザを受けていないこと(使わなかった場合も含む)
- ✓ 健康状態が良好であること
- ✓ 素行が良好であること
- ✓ ニュージーランドへ来る真正な理由があること
- ✓ 生活費としてNZD $4,200以上を持っていること
- ✓ 滞在の終わりにニュージーランドを出る計画があること
公式にはこの8項目が要件として示されています。
「真正な理由」は総合的に判断されます
条件のうち、数字で測れないのが「真正な理由(genuine reasons)」です。
移民局は、この判断で3つの材料を見ると書いています。
申請を裏づけるために提出した情報、移民局が持っている本人の状況、そして過去に提出した情報です。
過去の申請内容も判断材料に入る、と明記されている点は押さえておきたいところです。
仕事のオファーは要りません
就労系のビザでは、雇用主からのオファーが前提になることがあります。
このワーホリビザでは、申請にあたって仕事のオファーは要らないと明記されています。
同じ文はページ内で2回、条件の欄と滞在中の欄の両方に出てきます。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの申請手順は4ステップです
ステップ1|書類をそろえます
公式ページは、申請の流れを4つのステップに分けて説明しています。
最初のステップは、書類をそろえることです。
ここに含まれるのは、翻訳の手配、パスポートの確認、健康診断の予約、出国の証明、警察証明、資金の証明です。
英語でない警察証明や医療証明は、認定翻訳者による英訳を付けるよう求められます。
そのほかの証拠書類も、英語でなければ翻訳を添えると処理の遅れを防げると案内されています。
ステップ2|オンラインで申請し、手数料を払います
2つ目のステップは、申請の提出です。
申請はオンラインで、かつ英語で行う必要があると書かれています。
アカウントにログインするか、持っていなければ新しく作ります。
そのうえで申請書に入力し、書類をアップロードし、該当する手数料を支払います。
ステップ3|審査の結果を待ちます
3つ目は、決定を待つ段階です。
追加の情報が必要になった場合は、移民局から連絡が来ます。
概要欄の表示では、申請の80%が2週間以内に処理されるとされています。
ただし個別の処理期間は、国を選んだあとの「支払いと提出の方法」の章で確認する形です。
ステップ4|申請の状況を確認します
4つ目は、状況の確認です。
アカウントにログインすると、自分の申請がいまどうなっているかを見られます。
決定が出ると、移民局からメールが届きます。
承認された場合はeVisa(電子ビザ)が発給され、その写しが送られてきます。
紙のビザラベルではなく、電子のビザが基本になっている点は覚えておきたいところです。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの必要書類は申請時と申請後で分かれます
申請のときに出すのはパスポート情報だけです
書類の章は「申請するとき」と「申請したあと」の2つに分かれています。
申請のときに必要と書かれているのは、パスポートの情報だけです。
入力する氏名やパスポート番号は、パスポートの表記とまったく同じにするよう求められています。
氏名やパスポートの有効期限に誤りがあると、審査が遅れると注意書きがあります。
場合によっては申請が却下されたり、入国を拒否されたりすることもあると書かれています。
申請したあとに求められる可能性がある5つ
申請後に移民局から追加で求められる可能性があるのは、次の5つです。
- ✓ 健康診断または胸部エックス線の証拠
- ✓ 素行を証明する警察証明
- ✓ 滞在のためにNZD $4,200以上を持っていることの証明
- ✓ 医療保険に加入していることの証明
- ✓ 出国用の航空券、または券を買える資金があることの証明
この5つは「求めることがある」という書き方で、全員が必ず出すとは書かれていません。
健康診断とエックス線の有効期限は3か月です
健康については「良好であること」が条件です。
申請の際に健康に関する質問へ答え、その回答をもとに追加提出が要るかが決まります。
申請時に不要だった場合でも、審査の途中で求められることがあると書かれています。
提出する場合、胸部エックス線や健康診断の結果は、移民局が受け取る時点で3か月以内のものである必要があります。
警察証明の有効期限は6か月です
素行についても、申請時の質問への回答で追加提出の要否が決まります。
警察証明が必要になった場合は、移民局から連絡が来ます。
警察証明は、申請を提出する時点で発行から6か月以内である必要があります。
有罪判決がある場合や、ニュージーランドの安全上のリスクと判断される場合は、ビザが出ないことがあると書かれています。
| 書類 | いつまでのものが有効か |
|---|---|
| 胸部エックス線・健康診断 | 移民局が受け取る時点で3か月以内 |
| 警察証明 | 申請を提出する時点で6か月以内 |
| パスポート | ビザ満了日の3か月後まで有効 |
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリのビザが出たら12か月以内に入国します
発給日から12か月という期限があります
ビザが承認されたあとの期限は、意外と知られていない条件だと思います。
ビザが発給された日から12か月以内に、ニュージーランドへ入国する必要があります。
この期限は、滞在できる12か月とは別の話です。
延期も取り消しもできません
公式ページには、警告の枠でこう書かれています。
ワーキングホリデービザを延期したり取り消したりすることはできません。
12か月以内に入国しなければビザは失効し、もう一度ワーホリビザを申請することもできません。
過去にワーホリビザを受けた人は再申請できない、という条件がここに効いてきます。
つまり、取得のタイミングを誤ると、権利を一度きりで失う設計です。
渡航時期の見通しが立ってから申請する、という順番が現実的だと読み取れます。
ビザが有効になる日は状況で変わります
ビザがいつから有効になるかも、2通りに分けて書かれています。
承認時にニュージーランドの外にいた場合は、入国した日から有効になります。
すでにニュージーランド国内にいた場合は、ビザを受け取った日から有効になります。
日本から申請する多くの人は、前者にあたります。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの入国時にはNZTDの提出が要ります
全員が出す入国申告です
入国要件として、ニュージーランド旅行者申告(New Zealand Traveller Declaration)が挙げられています。
これは全員が記入するもので、頭文字を取ってNZTDと呼ばれます。
旅程、税関、入国管理、バイオセキュリティに関する情報を集める書式です。
提出できる時期は移動手段で変わります
いつから出せるかは、飛行機か船かで分かれます。
飛行機の場合は、旅程が始まる24時間前から提出できます。
船の場合は、ニュージーランドへ向かう最後の海外の港を出る24時間前から提出できます。
オンラインで記入できない人のために、紙の申告書も用意されていると書かれています。
入国を拒否される場合も明記されています
ビザを持っていても入国が認められない場合があります。
公式ページは、その場合を5つ挙げています。
- ✓ 真正な訪問者ではないと判断された場合
- ✓ 素行の要件を満たしていない場合
- ✓ ビザ発給後に状況が変わった場合
- ✓ 写真・指紋・虹彩の撮影を拒否した場合
- ✓ 出国の旅程や、出国に必要な資金を示せない場合
ビザの発給と入国の許可は、別々の判断として扱われています。
ニュージーランドの税関とバイオセキュリティも、それぞれの要件を確認すると書かれています。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリ中の仕事には6つのルールがあります
職種は自由でも、条件が6つ付きます
滞在中の就労について、公式ページは「好きな仕事に就ける」と書いています。
ただし、そのあとに6つの条件が続きます。
- ✓ 雇用契約または業務委託契約のもとで雇用主のために働くこと
- ✓ 常勤・永続的な職に就かないこと
- ✓ 行う仕事が合法であること
- ✓ 所有者として事業を運営しないこと
- ✓ 商業的な性的サービスを提供しないこと
- ✓ 商業的な性的サービスを提供する事業へ投資しないこと
「事業のオーナーにはなれない」という条件は、フリーランス志向の人ほど確認しておきたい行です。
就労条件は最近更新されています
公式ページには、就労条件の変更に関する案内も出ています。
このビザのようなオープンな就労ビザで、どの仕事が許されるかを明確にするために条件が更新された、という内容です。
許可されていない仕事をしている場合は、現在のビザが切れるまで続けてよいとされています。
いつ更新されたかの日付は、このページには書かれていませんでした。
働くならIRD番号が要ります
税金についても1項目が割かれています。
ニュージーランドで仕事をする人は全員、稼いだ額に対して税金を払います。
納税のためには、内国歳入庁(Inland Revenue Department)からIRD番号を取得する必要があります。
税率がいくらかについては、このページには記載がありませんでした。
出入国は何回でもできます
滞在中の移動は自由です。
ビザが切れるまでの間、ニュージーランドを何度でも出入りできると書かれています。
ビザの条件そのものは、発給されたeVisaに記録されています。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリで学校に通えるのは6か月までです
就学は「合計6か月」が上限です
このビザでは、就学や職業訓練もできます。
ただし、滞在のうち6か月を超えないことが条件です。
概要欄では「合計6か月まで(up to 6 months in total)」という書き方になっています。
複数の学校に分けて通う場合も、合算して数えると読むのが自然です。
語学学校の種類や指定校は書かれていません
どんな学校なら通ってよいのか、という指定はこのページにはありません。
学校の認定条件や、通える機関のリストは、このページには記載がありませんでした。
書かれているのは「study or train(就学または訓練)」という言い方と、6か月という上限だけです。
英語力の要件は書かれていません
申請条件の8項目に、英語力の行はありません。
英語のスコアを求める記載は、このページには見当たりませんでした。
ただし、申請そのものは英語で行う必要があると書かれています。
英語でない書類には、認定翻訳者による英訳を付けることも求められます。
スコアは要らないが、手続きは英語で進む、という整理になります。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリは条件を満たせば3か月延長できます
延長用の別ビザが用意されています
滞在を延ばす道も、公式に用意されています。
名前は「Working Holiday Extension Work Visa」です。
園芸(horticulture)またはぶどう栽培(viticulture)の産業で3か月以上働いた人が対象です。
認められる期間は、さらに3か月です。
申請料は「From NZD $800」と表示されています。
処理期間は、こちらも80%が2週間以内と表示されています。
季節労働の中身は細かく決められています
「3か月働けばよい」という単純な話ではありません。
公式ページは、季節労働の中身を限定しています。
認められるのは、園芸またはぶどう栽培の産業における、作物の植え付け・管理・収穫・梱包です。
苗床(plant nursery)での仕事や、食品加工・製造の仕事は該当しないと明記されています。
一方で、働き方には幅があります。
その3か月は連続している必要はなく、同じ雇用主である必要もありません。
証拠としては、雇用主からの手紙、給与明細、税務記録が挙げられています。
延長できるのは一度だけです
延長ビザにも回数の制限があります。
与えられる延長ビザは1回だけ、と書かれています。
過去に延長ビザを受けていないことも、申請条件の1つに入っています。
延長中の条件は、もとのワーホリビザと同じになります。
就学の6か月という上限も、もとのビザでの期間と合算して数えます。
延長の申請は郵送または宅配便です
申請の方法も、もとのビザと違います。
延長ビザは「SSE/WHE Work Visa Application(INZ 1153)」という書式に記入して提出します。
提出は、郵送または宅配便でニュージーランド移民局へ送る形です。
申請時には、パスポートの写しと、規定を満たす写真2枚も必要です。
さらに、ニュージーランド滞在の合計が24か月以上になる人は、警察証明の提出が求められます。
審査の結果を待つ間に今のビザが切れる場合は、通常はインテリムビザが発給されると書かれています。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Working Holiday Extension Work Visa」(2026年9月16日取得)
【調べてわかったこと】ニュージーランド ワーホリの公式ページに書かれていなかったこと
年間の発給枠の数が書かれていません
ワーホリというと、国ごとの定員が話題になります。
しかし、日本国籍者向けのこのページには、年間の発給枠の数が書かれていませんでした。
申請の受付が始まる日付や、締め切りの日付も見当たりません。
ページ上部には「Open(受付中)」「You can apply online now.」とだけ表示されています。
枠の残りを知りたい場合は、この表示を直接見に行くしかない作りになっています。
医療保険が必須かどうかが、書きぶりで揺れています
読んでいていちばん引っかかったのが、医療保険の扱いです。
申請条件の8項目には、医療保険の行が入っていません。
一方で「申請したあとに求めることがあるもの」の一覧には、医療保険の証明が入っています。
さらに延長ビザのページには「もとのワーホリビザで要件だった場合は、滞在期間をカバーする医療保険が必要」と書かれています。
この書き方は、人によって保険が要件になったりならなかったりすることを示唆しています。
ただし、どういう場合に要件になるのかは、この2ページには記載がありませんでした。
保険は入っておくつもりで準備し、最終的な要否は申請画面で確認するのが現実的です。
条件の数が、概要欄と本文で違います
もう1つ気づいたのが、条件の数です。
ページ冒頭の「To apply you must」は5項目にまとめられています。
一方、本文の「Who can apply」は8項目まで細かく分かれています。
冒頭の5項目目が「このビザのその他の要件を満たすこと」というまとめ方になっているためです。
冒頭だけを読むと、健康・素行・真正な理由の3つを見落とします。
条件を数えるときは、本文の8項目のほうを基準にするのが安全です。
費用の詳細は、国を選ばないと最後まで出ません
費用の章が初期状態では空になっている点も、実際に読むまで気づきませんでした。
本文には「国の情報を入力していただくまで、手続きと費用の情報を表示できません」と出ます。
同じことは処理期間にも当てはまり、詳細は国を選んだあとの画面に出る作りです。
ですから、申請料と処理期間は、必ず自分で公式画面を開いて確認してください。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)/Immigration New Zealand「Working Holiday Extension Work Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリの申請前に確認する7つのこと
1|申請時の年齢が18歳から30歳の範囲にあるか
最初に確認するのは年齢です。
公式の表記は「18 to 30 years」で、これが唯一の年齢条件です。
2|パスポートの有効期限が足りているか
パスポートは、ビザが切れる日から3か月以上先まで有効である必要があります。
取り直すなら、申請より前に動いておく必要があります。
3|過去にニュージーランドのワーホリビザを受けていないか
使わなかったビザも「受けた」に数えられます。
移民局は自分たちの記録で確認する、と書いています。
4|NZD $4,200を示せる書類があるか
資金の証明は、銀行やカードの明細などで行います。
申請の直前に用意するのではなく、早めに残高を整えておくほうが安全です。
5|帰国用の航空券の資金を別に用意しているか
出国のための航空券か、券を買える資金の証明が求められることがあります。
その資金は、生活費のNZD $4,200とは別に持っている必要があります。
6|渡航の時期が12か月以内に決まっているか
ビザは発給から12か月以内に使わなければ失効します。
延期も取り消しもできず、再申請もできません。
7|英語での手続きと翻訳の準備ができているか
申請はオンラインかつ英語で行います。
警察証明や医療証明が英語でない場合は、認定翻訳者による英訳が必要になります。
この7つが公式ページから読み取れる確認事項です。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリについてよくある質問
31歳でも申請できますか
公式ページの年齢欄は「18 to 30 years」です。
31歳以上を対象に含めるという記載は、このページにはありませんでした。
どの時点の年齢で判定するかの細かい基準も書かれていないため、境目の人は公式画面で確認してください。
貯金がNZD $4,200に届かない場合はどうなりますか
資金は申請条件の1つとして挙げられています。
金額を下回る場合の扱いについては、このページには記載がありませんでした。
公式には「NZD $4,200以上を持っていること」という要件が示されています。
審査の判断はニュージーランド政府が行うため、この記事で結果を約束することはできません。
仕事を決めてから申請したほうがよいですか
仕事のオファーは申請に必要ありません。
公式ページは、この点を条件の欄と滞在中の欄の2か所で明記しています。
渡航前に就職先が決まっていなくても、申請自体は進められる設計です。
語学学校には何か月通えますか
就学と職業訓練は、滞在のうち合計6か月までです。
延長ビザを取った場合も、もとの期間と合わせて6か月までと書かれています。
通ってよい学校の種類やリストは、このページには記載がありませんでした。
医療保険には入らないといけませんか
申請条件の8項目には、医療保険は入っていません。
ただし、申請後に医療保険の証明を求められることがあると書かれています。
延長ビザのページでは「もとのワーホリビザで要件だった場合」という条件付きで必要とされています。
どういう場合に要件になるかは記載がなかったため、この記事では断定しません。
健康診断は全員が受けますか
全員が受けるとは書かれていません。
申請時の健康に関する質問への回答をもとに、必要かどうかが判断されます。
申請時に不要でも、審査の途中で求められることがあると明記されています。
必要になった場合、結果は移民局が受け取る時点で3か月以内のものである必要があります。
ワーホリ中に自分で事業をしてもよいですか
就労条件の6項目に、この点が入っています。
「所有者として事業を運営しないこと」が条件として挙げられています。
働く形は、雇用契約または業務委託契約のもとで、と書かれています。
ビザが下りたあとで渡航を延期できますか
できません。
公式ページには、ビザの延期も取り消しもできないと書かれています。
12か月以内に入国しなければビザは失効し、もう一度の申請もできません。
申請のタイミングは、渡航の見通しとセットで考える必要があります。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)/Immigration New Zealand「Working Holiday Extension Work Visa」(2026年9月16日取得)
ニュージーランド ワーホリのこの記事を書いた人について
留学を経験しています
この記事を書いているのは、つばめといいます。
留学を経験した立場から、制度の情報を整理しています。
個別の学校名や滞在先を宣伝する立場ではないため、固有名詞は書きません。
情報は各国政府の公式ページから取りました
この記事の事実は、ニュージーランド移民局の2ページだけを出どころにしています。
取得日は2026年9月16日です。
まとめサイトやSNSの情報は、1つも混ぜていません。
特定の事業者から報酬を受け取っていません
この記事には、留学エージェントや保険会社への誘導を入れていません。
外部リンクは、政府機関のページだけです。
ニュージーランド ワーホリのまとめ|向いている人と向いていない人
向いているのはこういう人です
公式の条件から素直に読むと、向いているのは次のような人です。
- ✓ 申請時に18歳から30歳の範囲にいる人
- ✓ 生活費のNZD $4,200と、帰国用の資金を別々に用意できる人
- ✓ 渡航の時期を1年以内に決められる人
- ✓ 働きながら6か月までの就学も組み合わせたい人
働くことと学ぶことを1枚のビザで両立できるのが、この制度の形です。
向いていないのはこういう人です
一方で、条件と合いにくいのは次のような人です。
- ✓ 家族を一緒に連れて行きたい人
- ✓ 現地で常勤の職に就きたい人
- ✓ 自分の事業をオーナーとして立ち上げたい人
- ✓ 6か月を超えて学校に通いたい人
- ✓ すでにニュージーランドのワーホリビザを受けたことがある人
これらは公式ページに条件として明記されている線引きです。
最終確認は必ず公式ページで行ってください
この記事の数字は、2026年9月16日時点の公式ページの表示です。
申請料と処理期間は、国を選んだあとの画面でしか正確な値が出ません。
ビザの発給も入国の可否も、判断するのはニュージーランド政府です。
申し込む前に、必ず公式ページでご確認ください。
この段落の一次ソース:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」(2026年9月16日取得)
情報確認日:2026年9月16日
参考元:Immigration New Zealand「Japan Working Holiday Visa」/Immigration New Zealand「Working Holiday Extension Work Visa」
免責:本記事は各国政府および日本の省庁が公開している情報を整理したものです。査証の発給および入国の可否は各国政府の判断によります。条件・手数料・要件は変更されることがありますので、最終的な判断の前に必ず公式サイトでご確認ください。

Comments