MENU

ニュージーランド 高校留学の生活費は年NZD 17,000?学生ビザと保護者ビザの条件をNZ移民局の公式ページで数えました【2026年】

ニュージーランド高校留学の学生ビザで生活費年NZD 17,000・最長4年・保護者ビザNZD 441の3つの数字をまとめたアイキャッチ画像
ニュージーランド高校留学の学生ビザで生活費年NZD 17,000・最長4年・保護者ビザNZD 441の3つの数字をまとめたアイキャッチ画像

ニュージーランドの高校に子どもを通わせると決めたとき、最初に迷うのがビザの種類と親の立場です。

高校生でも大学生と同じ学生ビザで足りると聞いた方もいれば、親の同伴が必須と聞いた方もいます。

先に答えを書きます。

高校生も学生ビザの1本です。

留学を経験した立場から、公式の情報だけで整理します。

当たったのはニュージーランド移民局とNZQAの公表ページです。

数字はどれも、公表ページの原文から拾ったものだけです。

金額はニュージーランドドルのまま載せ、日本円への換算はしません。

■先にこの記事の結論
  • ✓ 高校生も入口はFee Paying Student Visaの1本で、最長4年
  • ✓ 申請料はNZD 850からで、80%が8週間以内に処理される
  • ✓ 生活費の基準は1年から13年生の学校ならNZD 17,000/年
  • ✓ 親の同伴が必須になるのは10歳未満で寮に入らない場合
  • ✓ 親が一緒に住むならGuardian Visitor VisaでNZD 441から
  • ✓ 受け入れ校はCode of Practice 2021の署名校に限られる
TOC

ニュージーランド 高校留学の入口はFee Paying Student Visa

高校生向けに別建てのビザがあるわけではありません。

学費を自分で払う学生の区分

移民局がこのビザの対象として挙げるのは、国際学生の学費を自分や家族の支援で払う学生です。

ローンや一部の奨学金で払う場合も、この区分に含まれます。

申請には、認可を受けた教育機関からの入学許可が欠かせません。

中等学校も含む学びの範囲

このビザで認められる学びには、初等・中等・高等の3段階がそろっています。

つまり高校への留学もこの1本で扱われます。

項目公表されている内容
ビザの名前Fee Paying Student Visa
対象国際学生の学費を自分や家族などの支援で払う学生
学べる段階初等・中等・高等の課程(フルタイム)
前提認可を受けた教育機関からの入学許可
家族の同時申請不可(家族は関係に基づき別に申請)

家族をこのビザの申請に含めることはできません。

親が付き添う場合は、親が別のビザを自分で申請する形になります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学のビザ申請料はNZD 850から

移民局のページの冒頭に、費用と処理期間の目安が並んでいます。

申請料と処理期間の目安

項目公表されている数字
申請料NZD 850から
処理期間80%が8週間以内
申請の推奨時期渡航予定の3か月以上前
混み合う時期10月から3月

申請料には「From」が付いていて、下限の金額として示されています。

料金表には、税込か税抜かの区別が書かれていません。

申請の時期の考え方

移民局は、渡航の少なくとも3か月前に申請するよう呼びかけています。

10月から3月は学生ビザの処理が最も混む時期です。

必要な情報をすべてそろえて早めに出すことが、遅れを防ぐ方法として示されています。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学のビザ期間は最長4年

ビザの長さは、在籍する年数ではなく払った学費の期間で決まります。

払った学費の期間に合わせた発給

原則として、学費を払った学びの期間と同じ長さで発給されます。

パスポートの期限が先に来る場合は、その日までに短くなります。

上限は4年です。

課程より短くなる例

複数年の課程でも、1年分の学費しか払っていなければ、ビザも1年分になり得ます。

複数年在籍する場合は、更新の手続きも前提に考えておくのが安全です。

条件ビザの長さ
学費を払った期間その期間と同じ長さが原則
パスポートの期限が先に来るパスポートの期限まで
上限4年

2回目以降の申請では、成績・進み具合・出席の記録を出す必要があります。

出席の要件を満たせなかった場合は、理由の説明が求められます。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学の生活費の基準は年NZD 17,000

ここが大学への留学との一番大きな違いです。

義務教育の段階に置かれた別の基準

移民局は、1年生から13年生の学校を義務教育の段階として別の金額を示しています。

高校の学年はこの1年生から13年生の範囲に入ります。

学びの段階1年以上の場合1年未満の場合
学校(1年生から13年生)NZD 17,000/年NZD 1,417/月
高等教育・語学などNZD 20,000/年NZD 1,667/月

同じ学生ビザでも、学校の段階なら年NZD 3,000低い基準になります。

基準額の示し方

証明に使える書類には、銀行の残高証明や定期預金の証明があります。

学校のホームステイで生活費が支払いずみであることを示す書類も、証拠の1つです。

スポンサーを立てる方法や、保証人が所定の書式(INZ 1014)に記入する方法も用意されています。

1年を超えて学ぶ場合は、翌年以降の資金計画を示すと申請の裏づけが強まります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

大学や語学学校の生活費の基準と比べたい方は、ニュージーランド留学のビザと生活費の数字を数えた記事を先に読むと差がつかめます。↓

ニュージーランド 高校留学の学費の証明は1年分

学費は、全期間分をそろえる必要はありません。

払ったことを示す範囲

証明が要るのは、1つの課程か1年分の学びのうち、短いほうの学費です。

学校が出した支払いの手紙や領収書が、そのまま証拠になります。

国外から申請する場合は、原則承認の連絡を受けるまで学費の支払いを待つことも可能です。

その場合は処理が延びます。

入学許可書に要る中身

入学許可書に入れる項目内容
課程の名前在籍する課程の名称
課程の長さどれだけ続くか
在籍の形フルタイムかパートタイムか
休暇の日程1学年を超える課程なら予定された休暇すべて
学校の宣言課程が期待に合い、学び切る力があると判断した署名

国外からの申請なら、条件付きの入学許可で先に審査を進めてもらえます。

ビザの承認の前には、条件の付かない入学許可を出す必要があります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学の受け入れ校はCode署名校だけ

高校選びで最初に確かめたいのが、学校がCodeに署名しているかどうかです。

Codeの正式な名前と役割

正式名はEducation (Pastoral Care of Tertiary and International Learners) Code of Practice 2021です。

国際学生を守るための決まりで、学校は生徒が歓迎され、安全で、適切に世話されるよう求められます。

署名校でなければ国際学生を受け入れられません。

運用する機関と確かめ方

政府に代わってCodeを運用しているのはNZQAで、学校の順守を見守り支えています。

署名校かどうかを確かめる手段は、NZQAの教育機関検索です。

移民局の学生ビザのページでも、教育機関はこのCodeの署名者であることが前提とされています。

項目公表されている内容
Codeの名前Code of Practice 2021
運用する機関NZQA(政府に代わって運用)
対象国内・オンライン・国外で学ぶ国際学生
受け入れの条件署名校だけが国際学生を受け入れ可能

この段落の一次ソース:NZQA「The Code for international school learners」

ニュージーランド 高校留学の学校側の義務はOutcome 13から22

Codeのうち、学校で学ぶ国際学生に当てはまるのは10項目です。

10項目の一覧

番号見出し学校に求められること
13広報と宣伝生活と学びの実像を家族に伝える
14エージェントの管理エージェントが正しい情報を出すよう管理
15入学・契約・保険契約前に権利と責任を家族に説明
16出入国の事項入学前に在留の要件を満たすか確認
17オリエンテーション生活と学びになじむ導入の実施
18安全と心身の健康生活と学びの間の安全を確保
19支援と助言生活と学びに要る情報の提供
20退学と閉校退学や閉校の際の権利と義務の説明
21苦情の対応苦情を解決する手順の整備
22紛争解決制度国際学生向けの紛争解決制度の順守

家族が読むべき項目

15番は、入学の契約に署名する前の説明を学校に求めています。

NZQAは、このCodeの日本語の要約もPDFで公開中です。

契約の前に、日本語の要約を家族で読んでおけます。

この段落の一次ソース:NZQA「The Code for international school learners」

ニュージーランド 高校留学の保険は入学から査証の期限まで

保険は、ビザの条件として付く項目です。

求められる期間

課程の開始からビザの期限まで、旅行と医療の保険を持つことに同意する必要があります。

保険が満たすべき中身は、学校が生徒に伝えるか、学校が手配することもあります。

満たすべき基準

保険はCode of Practice 2021の要件を満たし、学校が認めるものでなければなりません。

保険があっても健康の要件は別に問われます。

項目公表されている内容
保険の長さ課程の開始からビザの期限まで
範囲旅行と医療
基準Code of Practice 2021の要件
決め手学校が受け入れられる内容

滞在中に受けた医療の費用は、本人かスポンサーが払います。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学の親の同伴が必須の線は10歳未満

高校生の年齢なら、親の同伴はビザの条件ではありません。

同伴が必須になる条件

同伴が要るのは、10歳未満で、NZQAが認めた学校の寮に住まない場合です。

この場合は親か法的な保護者と一緒に住むことが条件になります。

高校生は一人で申請できます。

保護者として認められる範囲

祖父母は、原則として保護者の定義に当てはまりません。

親か法的な保護者は、子どもの世話をする法的な権利と、母国での養育の実績を示します。

示すこと証拠の例
法的な権利出生証明書・養子縁組の書類・裁判所の書類・遺言
母国での養育同居を示すパスポートや在留書類・学費の支払い記録・学業の記録

同伴する保護者が急用で国外に出るときは、最長4週間まで生徒側のビザ条件の変更が必要です。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学の親が住むGuardian Visitor Visa

年齢上は不要でも、親が付き添いたい家庭はあります。

その受け皿がGuardian Visitor Visaです。

数字の一覧

項目公表されている内容
申請料NZD 441から
処理期間80%が7週間以内
滞在の長さ子どもの学生ビザと同じ期間
生活費月NZD 1,000以上(宿泊費を払いずみなら月NZD 400)
子どもの条件17歳以下か1年生から13年生で、有効な学生ビザを持つ
人数同時に1人の親か保護者だけ

高校の学年なら17歳を超えても対象に入ります。

働くことと申請の方法

国外の事業の在宅勤務か、パートの条件が付いた場合を除いて、働く予定がないことが求められます。

2026年10月1日から、このビザの申請はオンラインに限られました。

配偶者やほかの子どもを連れて行く場合は、それぞれが自分のビザを持つ必要があります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Guardian Visitor Visa」

ニュージーランド 高校留学のアルバイトは16歳から

学生ビザは週25時間までの就労を認めることがあります。

年齢と学年で変わる線

年齢・学年就労の扱い
15歳以下学生ビザでは働けない
16歳・17歳、または12年生・13年生親と学校の書面の許可があれば就労の権利つきで発給
18歳以上夏休みの就労に書面の許可は不要

15歳以下は働けません。

許可書を出す2者

書面の許可は、親か法的な保護者と、学校の両方から出してもらいます。

許可が付いた場合の上限は、週25時間と夏休みのフルタイムです。

どの条件が付くかは、発給されたビザの条件で決まります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学の健康と警察証明の線

滞在の長さで、出す書類が変わります。

胸部X線と健康診断

書類通常は要らない滞在の長さ
胸部X線6か月未満
健康診断書12か月未満

6か月を超えて滞在し、結核の発生が少ない国に当たらない国籍などの場合は、胸部X線が必要です。

結果は、移民局が受け取る時点で3か月以内のものでなければなりません。

自費で学ぶ学生は、通常は健康診断書を求められない扱いです。

警察証明が要る条件

条件内容
年齢17歳以上
滞在の合計24か月以上(過去の滞在も合算)
有効期限申請時に6か月以内のもの
免除20歳未満で17歳から学生ビザを途切れず持っている場合

高校から続けて学ぶ生徒は、この免除に当てはまる場合があります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学の申請書類の一覧

移民局は、申請時に出す書類を1つずつ挙げています。

高校生に関係が深い書類

書類高校生での注意
パスポートの情報ページ出国予定日の3か月後まで有効
写真1枚
入学許可の証拠学校の署名入りの宣言つき
学費の証拠1課程か1年分の短いほう
生活費の証拠年NZD 17,000の基準
就労の許可18歳未満で働く場合は親と学校の許可
保護者の証拠同伴する場合は母国での責任の証明
出国の手段帰りの航空券か購入できる資金

英語でない書類の扱い

警察証明と診断書が英語でない場合は、認定された英訳を付けます。

ほかの書類も、英訳を付けておくと審査の遅れを防げます。

帰りの航空券の資金は生活費とは別に必要です。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

3か月以内の短い滞在で済ませたい方は、ニュージーランド短期留学の3つの入口を数えた記事が判断の材料になります。↓

【調べてわかったこと】ニュージーランド 高校留学の資料で書きぶりが食い違うところ

同じ移民局のページどうしでも、書きぶりが一致しないところがありました。

警察証明の再利用の期間

学生ビザのページは、36か月以内に出した警察証明なら再提出は要らないとしています。

保護者のビザのページでは、同じ再利用の期間が24か月です。

親子で同時に申請する場合は、それぞれの期間で数える必要があります。

年齢の線が2本ある点

学生ビザ側の同伴の線は10歳未満で、保護者ビザ側の子どもの線は17歳以下です。

2本の線は同伴が必須かと親が住めるかの違いです。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Guardian Visitor Visa」

【調べてわかったこと】ニュージーランド 高校留学の資料に書かれていなかったこと

当たった3つのページには、載っていない数字もありました。

学校ごとの学費とホームステイの費用

高校の学費の額は、移民局のページには載っていません。

ホームステイの費用も、学校ごとの扱いで、国としての金額は公表されていません。

申請料の内訳

申請料は「From」の下限だけで、国籍ごとの内訳はこの3ページには載っていません。

実際の額は、申請画面で確かめる形になります。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Fee Paying Student Visa」

ニュージーランド 高校留学についてよくある質問

高校生だけで学生ビザを申請できますか?

できます。

親の同伴が必須になるのは10歳未満で寮に住まない場合です。

生活費は大学生と同じ金額が要りますか?

要りません。

1年生から13年生の学校なら年NZD 17,000が基準です。

親も一緒に住めますか?

住めます。

子どもが17歳以下か13年生までならGuardian Visitor Visaの対象です。

高校生でもアルバイトはできますか?

16歳か17歳、または12年生か13年生なら、親と学校の書面の許可で就労の権利が付く場合があります。

15歳以下は学生ビザでは働けません。

親のビザの生活費はいくら必要ですか?

月NZD 1,000以上が基準です。

宿泊費を払いずみなら、月NZD 400に下がります。

学費は数年分まとめて払う必要がありますか?

ありません。

証明が要るのは1課程か1年分のうち短いほうです。

ただしビザの長さも払った期間に合わせて短くなります。

どの高校でも国際学生を受け入れていますか?

受け入れられるのはCodeの署名校だけです。

NZQAの検索で署名校かどうかを確かめられます。

この段落の一次ソース:NZQA「The Code for international school learners」

ニュージーランド 高校留学のこの記事を書いた人について

留学の経験あり

この記事は、留学を経験した立場から書いています。

情報源は各国政府と日本の省庁の公表ページ

使ったのはニュージーランド移民局とNZQAの公表ページだけです。

特定の事業者からの報酬は無し

学校や留学の事業者から、この記事の対価を受け取っていません。

数字の扱い

数字は、すべて公表ページの原文と突き合わせてから載せています。

この段落の一次ソース:ニュージーランド移民局「Guardian Visitor Visa」

ニュージーランド 高校留学のまとめ|向いている人・向いていない人

  • ✓ 向いている人:年NZD 17,000の生活費を残高などで示せる家庭
  • ✓ 向いている人:Codeの署名校を自分で確かめてから契約したい家庭
  • ✓ 向いている人:渡航の3か月以上前に申請を始められる方
  • ✓ 向いていない人:10歳未満で寮に入らず、親が同伴できない家庭
  • ✓ 向いていない人:在学中に週25時間を超えて働きたい方
  • ✓ 向いていない人:親が現地で雇われて働く予定の家庭

ニュージーランドの高校留学で押さえる数字は4つです。

NZD 850、4年、NZD 17,000、NZD 441。

この4つが日程と予算の骨になります。

学校が決まったら、入学許可書の5つの項目がそろっているかを先に確かめてください。

\ 短い滞在と比べる /

ビザは最長4年です。

⇧目次に戻る⇧


参考文献

免責:本記事はニュージーランド政府機関が公開している情報を整理したものです。

査証の発給と入国の可否はニュージーランド政府の判断によります。

条件・手数料・要件は変更されることがありますので、最終的な判断の前に必ず公式サイトでご確認ください。

あわせて読みたいのが短期留学とは何日までを指すのかを5か国の公式サイトで数えた記事で、学生ビザが要る長さの位置づけが分かります。↓

運営者情報↓

お問い合わせ↓

プライバシーポリシー↓

Let's share this post !

Author of this article

Comments

To comment

TOC