
ノルウェー ワーホリを調べ始めると、最初に迷うのが申請の窓口とお金の条件です。
東京にノルウェー大使館があるので、そこへ書類を持っていけば済むと考える方もいるかもしれません。
先に答えを書きます。
申請は東京の申請センターへ。
受け付けは東京の申請センターで、手続きは在北京ノルウェー大使館が担う形です。
留学を経験した立場から、公式の情報だけで整理します。
当たったのはノルウェー移民局・駐日ノルウェー大使館・日本の外務省の公表ページです。
公表されていない項目は、公表されていないとそのまま書きます。
クローネと円の換算はせず、公表ページの表記のまま載せます。
- ✓ 年齢は申請時に18歳以上で、31歳になっていないこと
- ✓ 資金は1か月NOK 15,488、最初の3か月でNOK 46,464
- ✓ 同じ雇用主の下で働けるのは6か月まで
- ✓ 許可は合計で最長1年
- ✓ 外務省の表で、年間発給枠は「無」、制度開始は2013年
- ✓ 申請は日本の申請センターか大使館で行い、ノルウェー国内では出せない
ノルウェーワーホリの許可は移民局が出す在留許可
ノルウェーのワーキングホリデーは、ノルウェー移民局(UDI)が扱う在留許可の1つです。
UDIのページでの位置づけ
UDIのサイトでは、就労移民の中の「交流プログラム・文化・団体の仕事」の欄に入っています。
日本国籍を選ぶと、日本の若者向けのワーキングホリデーの案内が表示される作り。
案内の冒頭の一文は「Japanese citizens under the age of 31 can be granted a residence permit to take longer holidays and work in Norway.」です。
31歳未満の日本国民が、長めの休暇を過ごしながら働くための許可という意味になります。
| 項目 | UDIの案内の内容 |
|---|---|
| 許可の種類 | 在留許可(residence permit) |
| 対象 | 日本国籍の若者 |
| 年齢 | 18歳以上で、申請時に31歳になっていない |
| 目的 | 長めの休暇と就労 |
| 許可の上限 | 合計1年 |
ビザと在留許可の違い
駐日ノルウェー大使館は、ビザと滞在許可を別のものとして説明しています。
ビザは180日のうち90日を上限に、ノルウェーとほかのシェンゲン協定加盟国への滞在を認めるもの。
滞在許可のほうは、ノルウェーでの就労と90日を超える滞在を認めるものです。
ワーホリで働くなら、ビザではなく在留許可を取る形になります。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/駐日ノルウェー大使館「Visaと滞在許可」
ノルウェーワーホリの年齢は申請時18歳以上30歳以下
年齢の条件は、UDIの案内と日本の外務省のページの両方に載っています。
31歳の誕生日が境目
UDIの申請条件の原文は「You must be over the age of 18 and not have turned 31 when you apply.」です。
申請する時点で18歳以上であり、31歳になっていないことが条件になります。
31歳の誕生日より前に申請。
外務省のページも、主な発給要件として査証申請時の年齢を18歳以上30歳以下としています。
| 申請時の年齢 | 扱い | 出どころ |
|---|---|---|
| 17歳以下 | 対象外 | UDI・外務省 |
| 18歳〜30歳 | 申請できる | UDI・外務省 |
| 31歳以上 | 対象外 | UDI・外務省 |
年齢を数える時点
UDIの条件は「when you apply」と、申請の時点で年齢を見る書き方です。
入国の日や許可が出る日の年齢で数えるという説明は、取れたページの中にありません。
30歳で申請する方は、31歳の誕生日までに申請を済ませる段取りが要ります。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/外務省「ワーキング・ホリデー制度」
ノルウェーワーホリの申請条件は7項目
UDIの案内で「Requirements of the applicant」の見出しの下に並ぶ条件は、7つあります。
条件の一覧
| # | 条件 | UDIの案内の内容 |
|---|---|---|
| 1 | 手数料 | 申請手数料を払う |
| 2 | 国籍 | 日本国籍であること(日本の永住者では足りない) |
| 3 | 居住 | 日本に住んでいること |
| 4 | 年齢 | 18歳以上で、申請時に31歳になっていない |
| 5 | 資金 | 最初の3か月の生活費。1か月NOK 15,488 |
| 6 | 就労 | 同じ雇用主の下で6か月を超えて働かない |
| 7 | 健康と保険 | 入院が見込まれない健康状態と、滞在全体をカバーする医療保険 |
国籍と居住の2つの条件
国籍の条件は、日本の永住者であるだけでは足りないという書き方です。
そのうえで、日本に住んでいることも別の条件として並びます。
日本国籍を持っていても、日本に住んでいない方はこの条件を満たしません。
就学についての注意
同じ欄の最後には、3か月を超えて学ぶ予定がある場合はこの許可を受けられないという注意があります。
3か月を超える就学なら、留学用の在留許可を申請する扱いです。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」
ノルウェーワーホリの資金は最初の3か月でNOK 46,464
お金の条件は、最初の3か月を暮らせるだけの資金があることです。
1か月分と3か月分の金額
UDIの案内の原文は「You must have NOK 15 488 per month, i.e. NOK 46 464 for the first three months.」です。
3か月でNOK 46,464。
1か月あたりNOK 15,488を3か月分そろえると、NOK 46,464になります。
| 数える範囲 | UDIの案内の金額 |
|---|---|
| 1か月あたり | NOK 15,488 |
| 最初の3か月 | NOK 46,464 |
資金として認められるもの
資金は、銀行の預金と、具体的な有給の仕事のオファーのどちらか、または両方で示せます。
案内の該当部分は「This can be money in the bank and/or a concrete offer of paid work.」という一文。
預金の証明書の形式や、残高を示す日付の決まりは、UDIのこの案内にはありません。
金額は改定されることがあるので、申請の直前にUDIのページで確かめてください。
ほかの国と資金の条件を比べたい方は、ドイツのワーホリの資金と必要書類を在日ドイツ大使館のページで数えた記事が参考になります。↓

この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」
ノルウェーワーホリの手数料は就労許可の欄でNOK 6,300
UDIの申請条件の1つ目は、申請手数料を払うことです。
手数料表の該当の欄
この条件のリンク先は、UDIの手数料表の「Work, studies and au pair」の欄です。
その欄の18歳以上の就労の在留許可は、NOK 6,300となっています。
| 区分 | UDIの手数料表の金額 |
|---|---|
| 18歳以上の就労の在留許可(更新も含む) | NOK 6,300 |
| 18歳未満の就労の在留許可(更新も含む) | NOK 3,150 |
手数料表には、税込か税抜かの区別がありません。
支払いの方法と申請センターの料金
支払いには、Visa・Mastercard・Apple Pay・Google Payが使えます。
UDIのサイトで電子申請を登録する場合は、最後の段階で手数料を払う流れです。
申請センターで提出する場合は、通常の手数料に加えて追加のサービス料がかかります。
サービス料の金額は、UDIの手数料表には載っていません。
返金の扱い
本人が出向いて提出した申請の手数料は、返金されません。
申請書の種類や提出先を間違えた場合は、新しく申請を登録し直す扱いです。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/ノルウェー移民局(UDI)「Fees」
ノルウェーワーホリの申請窓口は東京の申請センター
申請は、ノルウェーに入る前に日本から出す形です。
申請できる場所
UDIの申請方法のページは、日本から申請する場合は自国の大使館か申請センターで出すよう求めています。
ノルウェー国内では申請を出せず、ノルウェーに行って審査を待つこともできません。
東京で受け付けて北京で手続き
駐日ノルウェー大使館のページでは、日本在住の方の申請書類はVFSノルウェー申請センター(東京)が受け付けます。
その後の手続きは、在北京ノルウェー大使館が行う流れ。
東京の大使館は、ビザについてのメールや電話の相談には応じられないとしています。
| 問い合わせの内容 | 大使館が案内している窓口 |
|---|---|
| 必要書類・申請方法・提出の予約 | VFSノルウェー申請センター |
| 審査中の案件・取り消し・返金 | 在北京ノルウェー大使館 |
| 国外での在留カードの紛失 | 在北京ノルウェー大使館 |
| 手続きにかかる時間などの一般情報と各規則 | ノルウェー移民局(UDI) |
書類や予約の相談先は、東京の大使館ではなく申請センターです。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「How to apply for a residence permit for working holiday for young adults from Japan」/駐日ノルウェー大使館「Visaと滞在許可」
ノルウェーワーホリの審査中にできないこと
UDIのページには、申請の結果が出るまでの決まりも載っています。
入国と就労の制限
申請の結果が出るまでは、ノルウェーに入国できません。
許可が出る前は、リモートワークを含めて働き始めることもできない決まり。
許可が出る前は入国不可。
| 審査中の行動 | UDIの案内の扱い |
|---|---|
| ノルウェーへの入国 | 結果が出るまでできない |
| ノルウェーでの就労 | 許可が出るまでできない |
| リモートワーク | 許可が出るまでできない |
| ノルウェー国内での申請 | できない |
審査にかかる日数
UDIは、待ち時間を確かめるためのページを別に用意しています。
取れたワーホリの案内のページには、審査の日数は載っていませんでした。
出発日は、審査の結果を受け取ってから決めるのが安全です。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/ノルウェー移民局(UDI)「How to apply for a residence permit for working holiday for young adults from Japan」
ノルウェーワーホリで働けるのは同じ雇用主で6か月まで
ワーホリの許可では、ノルウェーで働くことができます。
6か月の上限の数え方
UDIの「Rights and obligations」の欄にある一文は「You can work while you are in Norway, but not for more than six months for the same employer.」。
上限は同じ雇用主ごとに数える形で、働ける期間全体の上限ではありません。
1週間に働ける時間の上限は、この案内には示されていません。
| 数える対象 | UDIの案内の上限 |
|---|---|
| 同じ雇用主の下での就労 | 6か月まで |
| 許可の長さ | 合計1年まで |
| 週あたりの就労時間 | 案内に上限の数字なし |
仕事探しの前に読む外務省の注意
外務省のページは、国によって職種や同じ雇用主の下での雇用の長さが制限される場合があるとしています。
不当に安い賃金で働かされたという情報が寄せられているとして、注意も呼びかけている内容。
現地の労働のルールは、働き始める前に自分で確かめてください。
駐日ノルウェー大使館は、ノルウェーでの就労の情報として nav.no を案内しています。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/外務省「ワーキング・ホリデー制度」/駐日ノルウェー大使館「ノルウェーで働く」
ノルウェーワーホリの許可は合計1年まで
許可の長さについて、UDIの案内は合計で最長1年としています。
1年の上限と永住の扱い
原文は「You can be granted a permit for a maximum of one year in total.」です。
この許可を持っていた期間は、のちに永住許可を申請するときの期間に数えられません。
家族の同伴
家族は、本人と一緒に暮らすための家族移民の許可を申請できません。
外務省のページも、主な発給要件に子や被扶養者を同伴しないことを挙げています。
| 項目 | UDIの案内の扱い |
|---|---|
| 許可の長さ | 合計で最長1年 |
| 永住許可の期間への算入 | 数えない |
| 家族の同伴 | 家族移民の許可を申請できない |
家族と一緒に暮らす計画なら、ワーホリ以外の許可を調べることになります。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/外務省「ワーキング・ホリデー制度」
ノルウェーワーホリの健康と医療保険の条件
健康と保険の条件は、UDIの申請条件の7つ目にまとまっています。
健康の条件
健康であることの意味は、ノルウェー滞在中に入院が必要になりそうにないことです。
健康診断書の提出が要るかどうかは、この案内には書かれていない項目。
医療保険の条件
医療保険は、ノルウェーに滞在する期間全体で有効なものに入っている必要があります。
保障額の下限や、補償の範囲の細かい指定は示されていません。
| 条件 | UDIの案内の内容 |
|---|---|
| 健康 | 滞在中に入院が必要になりそうにない |
| 医療保険の有効な長さ | ノルウェー滞在の全期間 |
| 保障額の下限 | 案内に数字なし |
保険は、滞在の最終日まで切れないように選ぶことが条件です。
ワーホリの保険をほかの国の条件と比べたい方は、ワーホリの保険の条件を3か国の公式ページで数えた記事も読んでみてください。↓

この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」
ノルウェーワーホリの年間発給枠は「無」
外務省のワーキング・ホリデー制度のページには、相手国ごとの年間発給枠の表があります。
外務省の表のノルウェーの欄
日本は令和8年4月1日現在、32か国・地域との間でこの制度を導入しています。
その表で、ノルウェーは12番目に並び、制度開始年は2013年です。
年間発給枠の欄は「無」となっています。
| 国 | 制度開始年 | 年間発給枠 |
|---|---|---|
| デンマーク | 2007 | 無 |
| アイスランド | 2018 | 30 |
| ノルウェー | 2013 | 無 |
| スウェーデン | 2020 | 無 |
| フィンランド | 2023 | 日からフィ:無 |
参加できる回数
外務省のページは、日本人が一生涯2回参加できる相手としてカナダ・スロバキア・韓国・台湾を挙げています。
この4か所の中に、ノルウェーは入っていません。
2回目の参加に触れた文は、UDIの日本向けの案内にも見当たりませんでした。
2回目を考えている方は、申請前にUDIか申請センターで確かめてください。
ほかの国の発給枠と並べて見たい方は、ワーホリの32か国・地域の発給枠と条件を外務省の表で数えた記事から読むと全体の位置が分かります。↓

この段落の一次ソース:外務省「ワーキング・ホリデー制度」/ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」
ノルウェーワーホリと90日以内の短期滞在の違い
ノルウェーには、許可なしで短く滞在できる仕組みもあります。
90日以内の滞在
外務省の海外安全ホームページでは、観光などで90日以内の滞在ならノルウェーの査証は要りません。
シェンゲン協定の決まりで、あらゆる180日の中で90日を超えない範囲に限られます。
パスポートは出国予定日から3か月以上の残りがあり、10年以内に発行されたものが必要です。
| 滞在の形 | 必要な手続き | 出どころ |
|---|---|---|
| 観光など90日以内 | 査証は不要(180日のうち90日まで) | 外務省 |
| 就労をする | 入国前に滞在許可 | 外務省・大使館 |
| 90日を超える滞在 | 入国前に滞在許可 | 外務省・大使館 |
働くなら入国前に許可
同じページは、就労や90日を超える滞在には入国前に滞在許可を取る必要があるとしています。
ノルウェーはシェンゲン協定の29か国の1つです。
90日以内の観光の入国では、ノルウェーで働けません。
この段落の一次ソース:外務省 海外安全ホームページ「ノルウェー 査証、出入国審査等」/駐日ノルウェー大使館「Visaと滞在許可」
ノルウェーワーホリの入国時に気をつけること
入国のときの注意も、外務省の海外安全ホームページにまとまっています。
経由地での入国審査
シェンゲン領域の外から入るときは、最初に入る国で入国審査を受けます。
過去には、ドイツ経由の長期滞在の渡航で、許可証などを示せずに入国を断られた事例がありました。
現地に着いてから滞在許可証を受け取る予定の方は、注意が必要とされています。
現金の申告と旅券の携行
25,000クローネ相当額以上の現金を持ち込む場合は、税関への申告が必要です。
シェンゲン領域内を動くときも、日本の旅券は常に持ち歩く必要があります。
| 場面 | 外務省の海外安全ホームページの内容 |
|---|---|
| 最初に入るシェンゲンの国 | そこで入国審査 |
| 現金の持ち込み | 25,000クローネ相当額以上で申告 |
| 領域内の移動 | 日本国旅券を常に携行 |
| ノルウェーの国境 | 国境検問の強化・フェリーでのID検査 |
経由地での説明に備えて、許可の通知を手元に用意しておくと安心です。
この段落の一次ソース:外務省 海外安全ホームページ「ノルウェー 査証、出入国審査等」
ノルウェーワーホリの到着後の滞在届と住所登録
ノルウェーに着いてからも、いくつかの届け出があります。
警察署への滞在届
3か月以上滞在する場合は、入国後1週間以内に住所地を管轄する警察署へ滞在届を出します。
通常は、UDIのウェブサイトの「My page」で事前に予約が必要です。
入国後1週間以内に届出。
税務署での住所登録
在留カードを受け取ったあと、住所地を管轄する税務署に住所を登録します。
ホテルの住所では登録できません。
登録のあとにナショナルIDナンバーが交付され、銀行口座の開設などで使います。
| 順番 | 届け出 | 外務省の海外安全ホームページの内容 |
|---|---|---|
| 1 | 警察署への滞在届 | 入国後1週間以内。UDIの「My page」で予約 |
| 2 | 在留カードの受け取り | Oppholdskort/Residence Card |
| 3 | 税務署での住所登録 | ホテルの住所は不可 |
| 4 | ナショナルIDナンバーの交付 | 銀行口座の開設などで必要 |
運転免許の切り替え
日本の運転免許からノルウェーの免許への切り替えは、IDナンバーの交付後1年以内が期限です。
入国後3か月は、日本の免許と翻訳文か、国際運転免許証で運転できます。
この段落の一次ソース:外務省 海外安全ホームページ「ノルウェー 滞在時の留意事項」
ノルウェーワーホリの日本側の手続きと在留届
日本側にも、出発の前後に済ませる手続きがあります。
在留届の義務
外国に住所を定めて3か月以上滞在する場合は、旅券法第16条により在留届を出す義務があります。
ノルウェーの場合の届け先は、在ノルウェー日本国大使館です。
住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンラインで提出できます。
| 手続き | 時期 | 出どころ |
|---|---|---|
| 在留届 | 3か月以上の滞在で提出。出発の3か月前から提出可 | 外務省 |
| 帰国・転出届 | 日本への帰国や他国への転居のとき | 外務省 |
代行業者とのトラブル
外務省のページは、申請代行をうたう業者による書類の不適正な処理のトラブルに注意を呼びかけています。
ワーキング・ホリデー制度で外務省が連携・協力している民間団体は、現在ありません。
業者を使う場合も、書類の中身は自分で確かめる必要があります。
この段落の一次ソース:外務省「ワーキング・ホリデー制度」/外務省 海外安全ホームページ「ノルウェー 滞在時の留意事項」
【調べてわかったこと】ノルウェーワーホリの資料で書きぶりが食い違うところ
公表ページを並べると、いくつかの項目で書き方がずれています。
| 項目 | UDIの日本向けの案内 | もう一方の資料 |
|---|---|---|
| 許可の長さの上限 | 合計で最長1年 | 外国人規則第6-27条は合計2年まで |
| 年齢の書き方 | 18歳超で、31歳になっていない | 外務省は18歳以上30歳以下 |
| 帰りの航空券 | 日本向けの条件に項目が無い | 外務省の主な発給要件に帰りの航空券等か購入資金 |
外国人規則の第6-27条は、協定の対象の若者に合計2年までの許可を認める作りです。
同じ条文は、細かい条件をUDIが定められるとしています。
2つの数字の関係を説明する文は、取れたページの中に見当たりませんでした。
迷う項目は、申請センターかUDIで確かめるのが確実です。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/Lovdata「外国人規則(utlendingsforskriften)第6-27条」/外務省「ワーキング・ホリデー制度」
【調べてわかったこと】ノルウェーワーホリの資料に書かれていなかったこと
公表ページを読んでも、分からなかった項目があります。
| 項目 | 公表ページの状況 |
|---|---|
| 審査にかかる日数 | ワーホリの案内には日数が無い |
| 必要書類の一覧 | 申請センターの案内に回されている |
| 医療保険の保障額の下限 | 公表されていない |
| 健康診断書の要否 | 公表されていない |
| 語学の条件 | 日本向けの条件に項目なし |
| 申請センターのサービス料の額 | UDIの手数料表に金額なし |
審査の日数は、UDIの待ち時間のページで確かめる仕組みです。
必要書類の一覧は、大使館が申請センターの案内を見るよう示しています。
この記事では、これらを推測で埋めずにそのまま残します。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/ノルウェー移民局(UDI)「Fees」/駐日ノルウェー大使館「Visaと滞在許可」
ノルウェーワーホリについてよくある質問
30歳でも申請できますか?
申請の時点で31歳になっていなければ、申請できます。
UDIの条件は、申請時に31歳になっていないことです。
東京のノルウェー大使館で申請できますか?
日本在住の方の申請書類は、VFSノルウェー申請センター(東京)が受け付けます。
その後の手続きは、在北京ノルウェー大使館が担当です。
お金はいくら用意すればよいですか?
UDIの案内では、1か月NOK 15,488で、最初の3か月でNOK 46,464です。
預金のほか、具体的な有給の仕事のオファーでも示せます。
同じ職場でずっと働けますか?
同じ雇用主の下で働けるのは6か月までです。
許可そのものの長さは、合計で最長1年。
ノルウェーで語学学校に通えますか?
3か月を超えて学ぶ予定がある場合は、この許可を受けられません。
その場合は留学用の在留許可を申請する扱いです。
観光で入国してから申請できますか?
UDIの案内では、ノルウェー国内では申請を出せません。
ノルウェーへ行って審査を待つこともできない決まりです。
この段落の一次ソース:ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」/ノルウェー移民局(UDI)「How to apply for a residence permit for working holiday for young adults from Japan」/駐日ノルウェー大使館「Visaと滞在許可」
ノルウェーワーホリのこの記事を書いた人について
留学の経験
この記事は、留学を経験した立場から書いています。
情報源
情報源は、ノルウェー政府の機関・駐日ノルウェー大使館・日本の外務省の公表ページだけです。
報酬
特定の事業者からの報酬は受け取っていません。
公表ページに無い項目の扱い
公表ページで確かめられなかったことは、確かめられなかったとそのまま書いています。
ノルウェーワーホリのまとめ|向いている人・向いていない人
- ✓ 向いている人:申請時に18歳以上で、31歳の誕生日の前に申請できる方
- ✓ 向いている人:最初の3か月分としてNOK 46,464をそろえられる方
- ✓ 向いている人:滞在全体をカバーする医療保険に入れる方
- ✓ 向いていない人:同じ職場で6か月を超えて働き続けたい方
- ✓ 向いていない人:3か月を超えて学校に通うことが主な目的の方
- ✓ 向いていない人:家族と一緒にノルウェーで暮らしたい方
ノルウェーワーホリで押さえる数字は4つです。
31歳未満、NOK 46,464、同じ雇用主で6か月、合計1年。
この4つが計画と予算の骨になります。
申請は日本から出す決まりなので、書類は申請センターの案内に沿って早めにそろえてください。
参考文献
- ノルウェー移民局(UDI)「Exchange programmes, culture and organisational work」(ノルウェー移民局)
- ノルウェー移民局(UDI)「How to apply for a residence permit for working holiday for young adults from Japan」(ノルウェー移民局)
- ノルウェー移民局(UDI)「Fees」(ノルウェー移民局)
- 駐日ノルウェー大使館「Visaと滞在許可」(駐日ノルウェー大使館)
- 駐日ノルウェー大使館「ノルウェーで働く」(駐日ノルウェー大使館)
- 外務省「ワーキング・ホリデー制度」(外務省)
- 外務省 海外安全ホームページ「ノルウェー 査証、出入国審査等」(外務省)
- 外務省 海外安全ホームページ「ノルウェー 滞在時の留意事項」(外務省)
- Lovdata「外国人規則(utlendingsforskriften)第6-27条」(ノルウェーの法令データベース Lovdata)
免責:本記事はノルウェー政府の機関・駐日ノルウェー大使館・日本の外務省が公開している情報を整理したものです。
在留許可の発給と入国の可否はノルウェー政府の判断によります。
条件・手数料・要件は変更されることがありますので、最終的な判断の前に必ず公式サイトでご確認ください。
あわせて読みたい記事として、ワーホリの対象国と年間発給枠を外務省の表で数えた記事を挙げておくと、ノルウェーの「無」という枠の位置づけが分かります。↓



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